ダイエット前に整えるべき太らない体の条件 Part2
ダイエットをしている人なら押さえておきたい太らない体の条件Part2です。
この記事を読むことでダイエット前に必要な太らない体を手にいれることができます。
ぜひ痩せたい人は参考にしてみてください。
睡眠時間の確保
あなたの睡眠は大丈夫?
こんな症状が出ているとあなたは寝不足かもしれません。
・朝スッキリ起きられない
・午前中、夕方の眠気が強い
・昼食後の我慢できない強烈な眠気
これらが当てはまる人は睡眠時間が足りていないか、睡眠の質が悪い可能性があります。人間は一晩に300kcal消費すると言われており、睡眠が上手に取れないだけで1ヶ月に1kg太る可能性があります。恐ろしいですよね・・・
人間は眠らずにはいられない
人間は眠らずにはいられません。ギネスブックの記録によると266時間もの間眠らなかった人もいるそうです。しかし、眠たいのを我慢していると体調不良を訴え、妄想や言語障害を起こすことがあります。
睡眠の役割
睡眠は脳と体の疲労回復と、記憶の整理や定着のために必要と言われています。そのため睡眠時間が取れなかったり、睡眠の質が悪くなってしまうと脳に疲労が溜まってしまいます。そうなると判断力や注意力の低下、記憶力の低下または身体活動パフォーマンスの低下を引き起こします。例えば、バスケットボールの選手は睡眠時間が短いと格段にシュート成功率が落ちるそうです。
睡眠不足で太る原因
睡眠不足は体にとっては強いストレスです。人間はストレスを感じると抗ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌されます。コルチゾールの分泌は筋肉でエネルギーが使いやすいように血糖値を上昇させます。通常動物はストレスを受けると逃げるか闘うかの行動を起こします。しかし、人間はストレスを受けてもどちらもしません。そのため高い血糖値を下げるために過剰にインスリンが分泌され、その結果太ってしまいます。さらに脳の機能が落ちているため、味付けの濃いものが欲しくなりカロリーオーバーになってしまいます。
研究で出た太りにくい睡眠時間は◯時間
一晩の睡眠不足はコルチゾールの値を100%以上増やします。翌日には37~45%程度になるといわれています。コルチゾールが増えない睡眠時間は7時間です。
また、7時間睡眠と4時間睡眠で血糖値の変動を測ったところ全く同じ時間に全く同じものを食べても、4時間睡眠では血糖値のコントロールができずアップダウンが激しくなります。その結果インスリンが多量に出てしまい太りやすくなります。
さらに、満腹ホルモンが減少し満腹感を感じにくくなり、接触ホルモンが増加するために食欲が増してしまいます。睡眠不足だけで非常にダイエッターにとっては恐ろしい状況が体の中で行われてしまいます。
睡眠時間と肥満率
米コロンビア大学の研究で7時間睡眠の人と比較すると
5時間睡眠→肥満率52%増加
4時間睡眠→肥満率73%増加
という研究結果が出ています。
7時間睡眠が取れない人が気をつけるポイント
どうしても7時間も眠れないという人もいますよね。そういった人はここに気をつけましょう。
・夜眠れない人は昼寝を上手に活用する
昼寝のしすぎに注意。20~30分程度の昼寝をしましょう。
・夜間睡眠の寝始め90分をぐっすり眠る
寝始めの90分で失敗をするとその後どれだけ眠っても睡眠が崩れてしまいます。
・22~3時の間までには眠る
成長ホルモンが多く出る時間に眠ることで痩せやすい体質に。
・寝る前のストレッチ、ヨガや瞑想
寝る前にリラックスをすることで睡眠の質が上がる。
・起床時に日光に当たる
体内時計のリセット。その日の夜に眠りやすい状態を作れる。
この5点を意識してみてください。それだけでも睡眠の状態は格段に良くなるはずです。
まとめ
いかがでしたか?かなり身近な睡眠ですが非常に重要な役割をしてくれています。睡眠を制するものはダイエットを制するといってもいいと思います。これから睡眠を気をつけて健康的に痩せていきましょう。